とり天は大分の人にとっては普通のもの。
いつでもどこでもとり天は食べられます。
全国区で見ると、実はとり天って知られてないんですよね。。。
大学で初めて東京に出たとき、弁当屋さんで普通に「とり天弁当ください」っていうと、
『え?なに? 唐揚げ弁当のこと?」って言われてそのときに初めてとり天って全国区ではないんだ・・・と知ったのでした。。笑笑
そんなとり天。
胸肉を使うのが一般的で、この胸肉をいかに柔らかくするか!
今回紹介する方法で作ってみてください!
絶対にカルチャーショック受けると思います!
材料(3-4人分)
・鶏むね肉……2枚
・揚げ油……適量
・付け合せの野菜……お好みで
下味
にんにく 大さじ1
生姜 大さじ1
酒 大さじ1
ごま油 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
衣
・卵……2個
・小麦粉……1カップ
・片栗粉……1カップ
・水……2/3カップ
作り方
まず、胸肉にフォーク等で穴をあけて水を浸透しやすくしましょう。
鶏肉は分量外の塩、砂糖を大さじ1程度加えた水(2カップほど)に漬けておくと、とってもやわらかくジューシーになります。
手でよく揉み込みます。時間があればひと晩、忙しいときは数時間漬けるだけでも随分と食感が変わります。どんな鶏肉料理にも使える裏ワザです。
漬け込んでいた鶏肉の水気をふきとり、肉の繊維に垂直に細長くカットします。
下味の材料を全て混ぜ合わせ、鶏肉を加え、手でよくもみこみます。
5分ほどしっかり揉んで下味をつけることでふっくらジューシーにできあがります。10分程度おき、味を染み込ませましょう。
衣を作ります。
小麦粉、片栗粉を混ぜたボウルの中に、冷たく冷やした水と卵を加えます。
揚げるまで時間がある場合は、直前に衣の材料を加えるほうがよいでしょう。小麦粉は水分を含み時間が経過するとグルテンが発生しベチャベチャと食感が悪くなってしまいます。
下味をつけた鶏肉に、衣をつけ170度前後の油で揚げていきます。
揚がったとり天は、油をしっかりきることで衣がさらにサクサクします。
出来上がったら盛り付けて完成です。下味がしっかりついたとり天はそのままでも十分においしいですが?お好みで辛子ポン酢醤油で食べるのが大分流です!
Buon Appetito!!!
鶏のむね肉はヘルシーで安価、とっても使いやすい食材ですが、脂身が少ないのでどうしてもパサつきがちです。少しの時間でも塩、砂糖水に浸しておくとその後の下味がよく浸みこみおいしく仕上がります。
ちょっとの手間で完成度は歴然の差。ほかの料理にも使える裏ワザなのでぜひ覚えて活用してください!
このとり天の作り方を動画で見ることができます。
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