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執筆者の写真artemiacucina

仔牛のツナソース Vitello Tonnato

更新日:2021年12月2日


Vitello tonnato(ヴィテッロ トンナート)はイタリア、ピエモンテ州の伝統料理です。 Vitello(ヴィテッロ)は牛肉のこと、 tonno(トンノ)はツナのことです。

牛肉とツナ???

肉と魚?と思いがちですが、とても美味しいです!

仔牛の塊肉を香味野菜等と一緒に茹で、冷めたら薄くスライスしてツナソースをかけて食べます。

作り置きできるので、時間のある時に作っておくのもいいかもしれません。

ツナソースは茹で野菜などのディップに使ったり、トーストにつけても美味しいです!

今回は肉をスライサーで切りましたが、もちろん包丁で薄く切っても良いです!

とても簡単なので是非作ってみてください!


この仔牛のツナソースの作り方を動画で見ることが出来ます。


材料(4−5人分)

牛塊肉     800g−1kg


マリネ液

白ワイン    肉が浸かるほど

ローリエ     2枚

セロリ      1本

セージ      6−7枚

グローブ     4−5粒


ツナソース

ツナ缶     300g(油を切ったもの、オイル漬けを使ってください)

アンチョビ    6−7枚

ゆで卵       3

酢        大さじ1

ケッパー     大さじ2

レモン汁     1個分

オリーブオイル  100cc〜

肉の茹で汁    お玉2杯分


トッピング用

キューリのピクルス

パセリ

レモン

ケッパー


作り方



牛塊肉を、マリネ液に一晩つけておきます。

野菜、ハーブは適当な大きさに切って入れます。

ボウル、もしくは保存袋に入れて冷蔵庫で一晩寝かせます。


1日寝かせたあと、肉を取り出し、つけ汁とハーブ等は鍋に全て入れます。

鍋の8分目あたりまで水を足して沸騰させます。


ネギの青い部分を追加して、火にかけ、沸騰させます。


沸騰を待つ間に、肉を凧糸で縛り、形を整えます。


しっかりと沸騰したところに、肉の塊を入れます。

肉は必ず沸騰した湯の中に入れます!!!


水から茹でると、肉の旨味が全て湯の中に溶け出し、美味しいいスープにはなりますが、肉は残りかすになってしまいます。

大きさにもよりますが、1kgほどの大きさの肉で、約1時間から1時間30分茹でます。

必ず湯が沸騰してから肉を入れましょう!

肉を茹でている間にツナソースを作ります。


ツナソースの材料を全てフードプロセッサーの中に入れます。


一度軽く回して攪拌し、そこにオリーブオイルと肉の茹で汁を足して、ツナソースの硬さを決めます。

ソースの硬さはお好みで!

柔らかくしたい人は茹で汁を足してください。


これで出来上がり!

硬さはマヨネーズよりも柔らかいソースといった感じです。


肉が茹で上がってきました。


肉が茹で上がったら粗熱を取り、その後冷蔵庫で最低2時間は冷やします。

そうすることで肉がしっかり固まります。


しっかり冷めた肉からタコ糸を取り除きます。

これを、スライサーまたは包丁で薄く切っていきます。


うちにはスライサーがあるので、スライサーで!

包丁で手切りするのも味があって美味しいです!

あとはこのスライスした肉を盛り付けます。


普段は大皿に、ドンっと出すことの多いこの仔牛のツナソースですが、今日はちょっとグルメに盛り付けました。


トッピングにキューリのピクルスやパセリ、レモン、ケッパー等を添えて食べます。

作り置き出来るので時間のある時に作っておくと、とても便利です。

Buon Appetito!!!

ソースは万能で、いろいろなものに合います。

余ったら野菜スティックや、パンにつけて食べると美味い!

時間がちょっとかかりますが、とても簡単で美味しいので是非作ってみてください!



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#仔牛肉

#ツナソース

#ピエモンテ

#イタリア料理


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