アマトリチャーナ
- artemiacucina

- 2020年6月8日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年7月2日

ラツィオ州にある街、数年前は地震で大変な被害にあったアマトリチェの街。
ここで生まれたこのアマトリチャーナ、遡ること1927年、当時発行されたレシピ本にレシピが載っていました。さらにオリジナルを探ると1916年に刊行された月刊紙の中に見つけられたようです。
1927年のレシピの登場から、ローマではレストラン等で大流行り。 その後色々なバリエーションが出てきました。 グアンチャーレの代わりに、パンチェッタ で、また、玉ねぎを入れる、ニンニクを入れる、などなど現在ではたくさんのアマトリチャーナができています。 今日は、オリジナルに近い作り方をしていこうと思います。
グワンチャーレは豚の頰肉で作った肉の塩漬けです。 現在アマトリチャーナはイタリア伝統特別料理として登録されています。
材料(二人分)
グワンチャーレ 70g(なければパンチェッタ 、ベーコンでf代用)
ペコリーノチーズ たっぷり(手に入らなければパルメザンチーズで代用)
トマト水煮缶 400g
パスタ 160g
塩 適宜
こしょう 適宜
唐辛子 ひとつまみ(粉状のものが良いです)
まずチーズを削ります。

とにかくたっぷり!
余ったら保存できるのでまずはたっぷり削ります!

これがグワンチャーレ。(皮面)
頰肉で作った肉の塩漬け、生ハムやパンチェッタ のようなものです。
これでアマトリチャーナやカルボナーラ、グリーチャなど作るとほんとに美味いです!
一度経験してもらいたいなぁ〜


こんな風に肉の部分はたっぷりの胡椒で覆われています。
このグワンチャーレを処理していきます。

今日はこのくらい使います。

外側の皮の硬い部分や、胡椒をまぶしてある部分を切り取っていきます。
胡椒の部分は落とさずにそのまま使う人もいます。
その辺はお好みで!

外側を切り落とすとき、どこまで切ればいいのか、切り方の目安ですが、皮目の硬い方はきれいに全て取ります。
そのほかの部分も、脂身がちょっと黄色っぽいところは全て切り取ります。
この部分が入っているのと入ってないのでは味の違いがはっきり!
黄色っぽくなった部分は酸化しているので、調理すると臭みが出てしまいます。
きれいに取り除いて、上の写真の左側の塊のように、薄〜くピンクがかった部分だけを使います!

処理したグワンチャーレを全て同じ大きさになるように切っていきます。

フライパンにグワンチャーレを入れ弱火にかけます。
じっくりと旨味を出し、グワンチャーレはカリカリになるくらいまで火を通します。

このくらいまでカリカリにします。

トマト缶を投入。
中弱火で煮込んでいきます。

トマト缶を投入したあたりで、パスタを茹でるようの湯を沸かします。

まだまだです。。。

このあたりでパスタを投入。
今日は、オリジナルに忠実にブカティーニ(穴の開いたスパゲッティ)を使っています。

ソースはこのくらいまで煮込みます。
ここで塩加減を見て味を整えます。

茹で上がったパスタを入れよく混ぜ合わせます。

お玉いっぱいの茹で汁を加えます。

たっぷりのチーズを加えて、火を止めてよく混ぜ合わせます。

よく混ぜ合わせたら出来上がり!
もういい香りがたまりません!

皿に盛り付けます。

おいチーズをたっぷり!

出来上がり!
たったこれだけの食材でこのソースができるのはほんとにすごい!
いくらでもいけるうまさなので、ぜひ作ってみてください!
できればグワンチャーレで!

Buon Appetito!!!
このパスタの作り方を動画で見ることができます!
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#イタリア料理








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