おせちの人気料理「黒豆の蜜煮」。
作り方はレシピによってさまざまで、豆を水に浸す時間や煮る時間が違ったり、下ゆでをしたりしなかったりと、結局どれが正解なのかわかりません。
せっかくハレの日のお正月に作るなら、プロが作るようなツヤツヤとした美しい見栄えと、特別なおいしさにこだわりたい!
そこで今回、初心者でも失敗なく作れるレシピをご紹介します。
これならシワもよらず初めてでも失敗なし!
材料(作りやすい分量)
黒豆 250g
砂糖 200g
水 1600cc
醤油 大さじ1
塩 小さじ1/2
重曹 小さじ1/2
サビくぎ 10本前後(あれば入れた方がいいです)
作り方
黒豆は洗って水分を切っておきます。
ふた付きの鍋に煮汁用に材料をすべて(重曹は除く)入れて火にかけます。
煮立ったら火から下ろし、熱いうちにさびくぎ、黒豆、重曹を加えます。
一晩おいて豆を戻します。
一晩ねかせた鍋を強火にかけます。
煮立ったらアクを丁寧に除きます。
ここでアク取りをしっかりします。
キッチンペーパーの落としぶたと鍋のふたをし、ごく弱火にして約4−5時間煮ます。
豆が煮汁から出ないように、煮詰まってきたら適宜湯を足します。
豆が柔らかくなり、煮汁がヒタヒタより少し多めくらいまで減ったら、火を止めます。
さびくぎを取り出し、そのまま冷まして味を含ませます。
食べる分だけざるに上げて汁けをきり、器に入れます。
空気にふれると色がより黒々とします。
くぎの鉄成分が黒豆のアントシアニンという色素と反応することで、美しい黒色になります。
黒豆用に保存しておき、使うときは洗って布巾やお茶パックに入れて煮汁に加えます。
くぎを使う代わりに、鉄製の鍋で煮たり専用の鉄材を加えるなどしてもよいです。
《保存》 煮汁がかぶる状態で容器に入れ、冷蔵庫で5日間ほど保存可能です。
実家では大量に作ってストーブの上でゆっくり火を入れ保存しています。
この黒豆の蜜煮の作り方を動画で見ることができます。
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